LA NEWS
【アメリカ車情報】
盗難被害続出なあるものとは?!
アメリカで盗難被害続出の
キャタリティック コンバーター。
2020年に報告があった件数は14,433件
そして、2021年最初の5か月間で
なんと昨年の被害報告を超える25,969件。
そんな盗難被害続出な
キャタリティック コンバーターとは?
どうして盗まれてしまうのか?
最近ロサンゼルスで起きた
キャタリティック コンバーターの
盗難事件も含めて説明していきます。
【キャタリティック コンバーターとは?】
キャタリティック コンバーターは
一番価格が高い車の部品で
貴重な金属プラチナ、パラジウム、
ロジウムで作られています。
排気ガスに含まれる有毒成分を
化学反応で減らす役割の大事な部品。
【どうして盗まれてしまうのか?】
貴重な金属で作られているため、
価格は$2000~$3000
(210000円~310000円)ほど
これを窃盗犯は約10分~30分の間で盗みます。
【防ぐ方法】
キャタリティック コンバーターを
鉄格子のようなものでカバーする方法や、
車にカメラを設置する方法があります。
100%防げるわけではないので、
ガラージ、車通りが多い場所に
車をとめることも対処方法です。
【最近起きた事件】
2021年11月22日(月)の夜中1時40分ごろ、
University of Southern California大学から
車で5分の住宅街で発砲事件が発生。
車の保持者が物音に気付き、
車の下に窃盗犯を発見し発砲したとのこと。
命に別条はありません。
また翌日の11月23日(火)の4時20分ごろ、
地域のパトロール隊が捜索中、
窃盗を試みている所に遭遇。
車で逃走し、ベンチュラで3人の未成年者が
窃盗犯として拘束されました。
警察によると窃盗犯は11品の
キャタリティック コンバーターを保持。
【まとめ】
駐車する場所、住んでいる場所によって
何度も被害にあってしまうことも。
特にトヨタのプリウスが多く狙われているそう
アメリカだけでなく、日本でも
キャタリティック コンバーターの
盗難被害が多くあるので注意が必要です。
Writer:
Mizuki(@mizuki_wheeler)☾
Top Photo by Jessica Furtney on Unsplash
参考記事
Car owner shoots suspect who was trying to steal catalytic converter
3 L.A. juveniles apprehended in string of catalytic converter thefts after chase in Ventura